今回の入院中に感じたこと‥‥
ちょっと話が長くなりますが‥
モチベーション‥‥‥
動機づけ
私の膝の変形に関して 二つの選択肢がありました。
ひとつは 単純に 人工関節に置き換える手術
そして もうひとつが 今回受けた骨切りと靭帯再建を同時におこなう手術
回復にかかる時間と 術後の完治に関するリスクは後者の方が大きい
人工関節だと 約10年~20年という耐用年数と今の年齢の問題
稼動域の制限‥
それから もうひとつの大きな判断材料が モチベーション
一般的な靭帯再建手術はスポーツで痛めたケースが大半をしめます。
故に 患者さんも比較的若い年齢層が多くまた筋肉量もしっかりしていて
リハビリが早く進むことが多いです。
よくテレビなどで あっ 膝を痛めたようです ‥
3ヶ月くらいで無事復帰してきましたね!
と 時折耳にする あれです。
私の場合は靭帯を損傷したのが
高校2年生の春休み(あれは17才の春でした~♪(笑))
大学1年生の夏休みを利用して曲がらなくなってしまった膝の手術をして
(再建術ではなくあくまでも膝の中の内容物を除去して曲がるようにする)
以来ざっと40年(歳がばれるやん!(笑))今でいう温存療法とやらで過ごして
きました。
温存療法といっても何かするわけでもなく要は当時の技術的なこともあり
再建手術を受けることなく今まで過ごしてきたというだけのことです。
主治医と何度もの診察のたびに どうするか‥の話
基本的には靭帯再建を選択する方向で進んでいました。
そして 手術をほぼ一ヶ月後に控えた診察日のこと
主治医 「やっぱり 走りたい?」
私 「うん 走りたい!」
主治医 「じゃ 靭帯再建と骨きりでいきます!」
私 「はい!」
主治医 「股関節よりもはるかに大変ですよ!」
私 「股関節の経験もふまえて頑張ります!」
で 現在 通院リハビリ中! ほんとうに大変です!
でも 決めたことだから コツコツぼちぼちやっていきます。
退院予定日より2日前
病院にやってきた主人も 一緒 主治医の退院前の話を聞きました。
私の右の膝を使っていろいろ膝周りの筋肉や膝の動きをボールペンで
書き込んで説明してくれた後
じゃあ と行こうとした主治医に問いかけてみました。
「先生! 靭帯の再建術っていろいろ調べてみたら
若い人や 40代くらいの人が圧倒的に多いみたいですね。
私って ひょっとしてこの手術では最高齢?」
主治医は
「いや‥ その人の活動性や何をしたいかで決まる。
年齢よりも 日常生活での活動状態!」
といってほんとにほんとにちょっとだけ笑みを残して行ってしまいました。
そう ワン's やにゃん’sのお世話があるから立ったり座ったり走ったりは絶対かかせない。
主治医もラブ飼いさんなので大きなワンのことも理解されていた。
手術後に 「先生!来年のきづがわマラソンは無理やとおもうけど!
フルとはいわないし、再来年のファミリーコース、5キロやけど
走っていい?」
主 「う~ん すり足程度なら‥」
私 「 もちろん30分きるような走りするとはいわんけど!」
主 「股関節も人工やから 難しいなあ 無理せんように」
というやりとりもしたりしました。
(ちなみに股関節の方は股関節の執刀主治医から
「いやあ 大丈夫!しっかりつけてあるから!
トライアスロンやってる人もいるから大丈夫!」
との お墨付をいただいております(笑))
年齢で判断せずにその人その人の生活での活動性や動機づけを重視していただいてとてもありがたかったです。
実は5年ほど前に少し左膝の痛みが強くなりやや変形もはじまりかけ正座がつらくなってきたころ
別の大きな病院で診察を受けました。
そのときは 「あと10年ほどしたら人工関節を考えておいてください」といわれ帰路につきました。
痛みを軽減するためのヒアルロン酸の膝への注射の指示。
漫然と あ~ やっぱり10年したら人工関節かあ~ と思いながら痛み止めを友に過ごした日々。
まあ 最初の頃にこの手術はいつごろから一般的になったんですかと問うたところ
主治医の話だと約10年くらい前に今の手法が確立されたそうです。
人の思いは様々なので
今回の術後に 5年前の受診時に この手術法があることを知っていたら
どうだったかという話になって
通院リハビリ先のドクターには もしこの手術方法に出会っていても その時の
状況がすなわち即手術という形にはならなかったかもしれないし
膝の状態がその当時では 手術に踏み切れる状況ではなかったかもしれない
(リスクも考えた上で…) といわれたけど
いくら考えても もしその時にこういう手術方法もある ということを知っていたら
私は迷わず受けていた。
靭帯を損傷してから ずうっと 常に左膝をかばい続けてきた。
運動するときも踊るときも 日常でも… 制限された活動もたくさんあった…
でも いつか 医学が進歩したら 関節を切開せずとも 内視鏡を使って処置できる日が
来るだろうと 思っていたから…
はからずも 今回の靭帯再建手術は関節鏡という 内視鏡下での手術だった。
過去に 遡ることはできないから 今の現実で このタイミングで手術を受けることが
できたことを ある意味でとても感謝している。
もしも… というのは あくまでも仮定にすぎない。
遅まきながらも 今の主治医に出会えたことを感謝してやまない。
完全に良好という状況になるのには 骨切りした箇所に収まっている
人工骨が自分の骨と一体化するのに約1年から1年半という長いスパンが待っている。
再建してもらった靭帯も然り…
今退院して日常生活に戻りつつ パンパンに腫れている足のリハビリもふまえ
これから1歩1歩進んでいきたい。
この手術に臨んだときの 気持ちを 忘れないで!
ちょっと話が長くなりますが‥
モチベーション‥‥‥
動機づけ
私の膝の変形に関して 二つの選択肢がありました。
ひとつは 単純に 人工関節に置き換える手術
そして もうひとつが 今回受けた骨切りと靭帯再建を同時におこなう手術
回復にかかる時間と 術後の完治に関するリスクは後者の方が大きい
人工関節だと 約10年~20年という耐用年数と今の年齢の問題
稼動域の制限‥
それから もうひとつの大きな判断材料が モチベーション
一般的な靭帯再建手術はスポーツで痛めたケースが大半をしめます。
故に 患者さんも比較的若い年齢層が多くまた筋肉量もしっかりしていて
リハビリが早く進むことが多いです。
よくテレビなどで あっ 膝を痛めたようです ‥
3ヶ月くらいで無事復帰してきましたね!
と 時折耳にする あれです。
私の場合は靭帯を損傷したのが
高校2年生の春休み(あれは17才の春でした~♪(笑))
大学1年生の夏休みを利用して曲がらなくなってしまった膝の手術をして
(再建術ではなくあくまでも膝の中の内容物を除去して曲がるようにする)
以来ざっと40年(歳がばれるやん!(笑))今でいう温存療法とやらで過ごして
きました。
温存療法といっても何かするわけでもなく要は当時の技術的なこともあり
再建手術を受けることなく今まで過ごしてきたというだけのことです。
主治医と何度もの診察のたびに どうするか‥の話
基本的には靭帯再建を選択する方向で進んでいました。
そして 手術をほぼ一ヶ月後に控えた診察日のこと
主治医 「やっぱり 走りたい?」
私 「うん 走りたい!」
主治医 「じゃ 靭帯再建と骨きりでいきます!」
私 「はい!」
主治医 「股関節よりもはるかに大変ですよ!」
私 「股関節の経験もふまえて頑張ります!」
で 現在 通院リハビリ中! ほんとうに大変です!
でも 決めたことだから コツコツぼちぼちやっていきます。
退院予定日より2日前
病院にやってきた主人も 一緒 主治医の退院前の話を聞きました。
私の右の膝を使っていろいろ膝周りの筋肉や膝の動きをボールペンで
書き込んで説明してくれた後
じゃあ と行こうとした主治医に問いかけてみました。
「先生! 靭帯の再建術っていろいろ調べてみたら
若い人や 40代くらいの人が圧倒的に多いみたいですね。
私って ひょっとしてこの手術では最高齢?」
主治医は
「いや‥ その人の活動性や何をしたいかで決まる。
年齢よりも 日常生活での活動状態!」
といってほんとにほんとにちょっとだけ笑みを残して行ってしまいました。
そう ワン's やにゃん’sのお世話があるから立ったり座ったり走ったりは絶対かかせない。
主治医もラブ飼いさんなので大きなワンのことも理解されていた。
手術後に 「先生!来年のきづがわマラソンは無理やとおもうけど!
フルとはいわないし、再来年のファミリーコース、5キロやけど
走っていい?」
主 「う~ん すり足程度なら‥」
私 「 もちろん30分きるような走りするとはいわんけど!」
主 「股関節も人工やから 難しいなあ 無理せんように」
というやりとりもしたりしました。
(ちなみに股関節の方は股関節の執刀主治医から
「いやあ 大丈夫!しっかりつけてあるから!
トライアスロンやってる人もいるから大丈夫!」
との お墨付をいただいております(笑))
年齢で判断せずにその人その人の生活での活動性や動機づけを重視していただいてとてもありがたかったです。
実は5年ほど前に少し左膝の痛みが強くなりやや変形もはじまりかけ正座がつらくなってきたころ
別の大きな病院で診察を受けました。
そのときは 「あと10年ほどしたら人工関節を考えておいてください」といわれ帰路につきました。
痛みを軽減するためのヒアルロン酸の膝への注射の指示。
漫然と あ~ やっぱり10年したら人工関節かあ~ と思いながら痛み止めを友に過ごした日々。
まあ 最初の頃にこの手術はいつごろから一般的になったんですかと問うたところ
主治医の話だと約10年くらい前に今の手法が確立されたそうです。
人の思いは様々なので
今回の術後に 5年前の受診時に この手術法があることを知っていたら
どうだったかという話になって
通院リハビリ先のドクターには もしこの手術方法に出会っていても その時の
状況がすなわち即手術という形にはならなかったかもしれないし
膝の状態がその当時では 手術に踏み切れる状況ではなかったかもしれない
(リスクも考えた上で…) といわれたけど
いくら考えても もしその時にこういう手術方法もある ということを知っていたら
私は迷わず受けていた。
靭帯を損傷してから ずうっと 常に左膝をかばい続けてきた。
運動するときも踊るときも 日常でも… 制限された活動もたくさんあった…
でも いつか 医学が進歩したら 関節を切開せずとも 内視鏡を使って処置できる日が
来るだろうと 思っていたから…
はからずも 今回の靭帯再建手術は関節鏡という 内視鏡下での手術だった。
過去に 遡ることはできないから 今の現実で このタイミングで手術を受けることが
できたことを ある意味でとても感謝している。
もしも… というのは あくまでも仮定にすぎない。
遅まきながらも 今の主治医に出会えたことを感謝してやまない。
完全に良好という状況になるのには 骨切りした箇所に収まっている
人工骨が自分の骨と一体化するのに約1年から1年半という長いスパンが待っている。
再建してもらった靭帯も然り…
今退院して日常生活に戻りつつ パンパンに腫れている足のリハビリもふまえ
これから1歩1歩進んでいきたい。
この手術に臨んだときの 気持ちを 忘れないで!